うつになりやすいのは35歳前後 ストレスコントロールのための1冊

2014年03月12日 07:00

「35歳クライシス」

35歳前後は、仕事や家庭、育児など、多くの面で不安をかかえ、調子が悪い、自信を持つことができない、無性にイライラするといった状況に陥ってしまう。しかし、この状況をそのままにしておくと、深刻なうつに。

陸上自衛隊衛生学校でメンタルヘルス教官を務めている、心理療法カウンセラーの下園壮太氏は、著書「35歳クライシス」で、その原因の分析、および、ストレスに対するコントロールの方法について述べている。

本書の内容は

1章では、「35歳クライシス」とはなにか?について、心理学の面から解説し、その原因を分析する。2章では、さまざまなトラブルの発生原因を解説するとともに、対処方法についても述べている。

3章では、なぜ自信を持てないのか?として、主に人間対人間の関係の面から解説。4章では「うつ」の正体と問題点、および対処方法を解説。5章では、セルフコントロールの方法を解説。

うつになりやすい、2つのタイプ

本書の1章で筆者は、うつになりやすいタイプを2つに分け、それぞれについて解説。

1つめは、負けず嫌いで、自分に厳しく、責任感が強い人。うまくいかない事があると、努力が足りないとしてさらに頑張り過ぎ、疲労がたまり、イライラする事が多い傾向がある。

2つめは、子供のころに虐待、ひどいいじめ、悲惨な事故を経験している人や、若いころからうつ状態の人。つらい経験やうつから立ち直るには、長い時間が必要だが、その間につらい経験を重ねていくと、うつ状態が長引く可能性があり、特に注意が必要だとしている。

▼外部リンク

「35歳クライシス」紹介ページ(紀伊國屋書店)
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784769610656