うつと間違えやすい副腎疲労症候群 実は栄養失調

2017年12月23日 11:00


疲労やうつに新たな概念 副腎疲労症候群

栄養療法の概念を取り入れたレストランの監修で知られる「国際オーソモレキュラー医学会」は、副腎の機能低下が引き起こす疲労やうつ症状である副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)に関する講演を第47回国際オーソモレキュラー医学会世界大会で行う。

患者を多く診る臨床医が講演予定

講演は2018年4月27~28日にセルリアンタワー東急ホテルで開催される第47回国際オーソモレキュラー医学会 世界大会で行われる。国際オーソモレキュラー医学会WEBサイトより申し込みが可能。

日本ではまだ稀少なアドレナルファティーグ外来を開いているスクエアクリニック副委員長本間龍介氏が臨床現場の現状などを解説する。

まじめ疲労であるアドレナルファティーグ

アドレナルファティーグとは、副腎の機能が低下することでおこる強い疲労感などの症状のこと。米国ではストレス治療に採用されるなど近年その概念が広がりつつある。

「性格的にまじめで何でも頑張ってしまう人が重症化しやすい」と長年、患者の治療をしてきた新宿溝口クリニック院長溝口徹氏は話す。

原因はストレスなどによるビタミンB欠乏

患者はまず内臓疾患を疑い、次に心の疲労を疑うという。うつと間違えることも多い。しかしその疲労感は実は栄養失調が原因であると溝口氏は解説する。

仕事への気合いがストレスとなり、過剰なアルコール摂取が神経の働きを正常に保つビタミンBを大量に消費。その結果エネルギー不足の状態に陥り、強度の疲労感や抑うつ感が現れるという。

多くは適切な栄養指導と疲労回復に効果的なビタミンBの点滴治療で快方に向かうというアドレナルファティーグ。その予兆に対して早めの対処が必要であると説いている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

一般社団法人日本オーソモレキュラー医学会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/news

一般社団法人日本オーソモレキュラー医学会
https://isom-japan.org/