うつ病など障がい者の就職者数は増加するも定着率は低下

2018年05月14日 04:00

2017年度「障がい者就労支援実績」

「障がいのない社会をつくる」というビジョンで設立された、障がい者のための就労移行支援事業所LITALICOワークスは、2017年度(2017年4月~2018年3月)の就労支援実績を発表した。

LITALICOワークスを利用した2017年度の就職者数は、1,160名で前年度の940名を200名以上上回った。また2018年4月1日からは、障害者雇用義務の対象として精神障がい者が加わり、精神障がい者雇用に前向きな企業も増えつつある。

一方、就職から6ヶ月間の定着率は86.1%(前年度比-1.4ポイント)、就職から1年後の定着率は76.1%(前年度比-1.2ポイント)と前年度を下回った。就職後の定着状況は、障がい種別に大きな差がある。

しかし、より長期定着となる就職から2年後の定着率は64.1%(前年度比+2.2ポイント)と向上したとこを報告した。同社は定着支援強化のため、福祉サービス「就労定着支援」を新設した。

LITALICOワークスについて

同社は、精神障がい(統合失調症やうつ病など)・発達障がい(アスペルガーやADHDなど)・身体障がい・知的障がい・難病の方を対象に、就労支援を行っている。

障がいのある働きたい方に対し、就労に必要な知識や能力の向上を図る訓練のほか、履歴書作成や面接など、就職活動対策を行う。

また就職までの支援だけでなく、就職後も定期的な面談やアドバイスなど、利用者だけでなく企業側とも連携した定着支援を実施している。

▼外部リンク

LITALICOワークス
https://works.litalico.jp/about/