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心理カウンセリングとメンタルケアの「ナチュラルリソース」:カウンセリングルーム・東京都渋谷・青山・表参道(全国対応可)

心理カウンセリングとメンタルケアの「ナチュラルリソース」

摂食障害(拒食症、過食症)

摂食障害(拒食症、過食症)

摂食障害は、きっかけがダイエットのことが多く、痩せすぎてしまったり(拒食症)、食べるのが止まらなかったり(過食症)、また食べて吐いたりする(過食嘔吐)若い女性が多くかかる病気です。最近では男性も増えてきています。
リストカットをはじめとする自傷行為を伴うことが多く見られます。頭の中で考えるのは食べ物のことばかりになり、いつもカロリーを計算したり、食べる量を考えたり、食べたことに罪悪感を持ったりします。またその後悔を消すために、過剰に運動をしたり、吐いたり下剤を飲んだりします。
そこまで深くは考えていなくても、食べ物と体型のことがすごく気になったり、痩せてないと好かれないという考えが少しでもあるようだったら、一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
ナチュラルリソースは、摂食障害の治療を得意としています。
摂食障害の原因は心理的な問題と深くかかわりがあります。
その原因として考えられるのは、 小さい時に寂しい思いをしませんでしたか?両親の仲が悪かったことがありますか?大人になりたくないと思ったことがありますか?いじめの経験はありませんか?・・・etc
もちろん、その人により原因は異なりますが、カウンセリングでの治療を進めると、実は摂食障害が自分を助けてくれていたことに気づくでしょう。拒食症も過食症も過食嘔吐も自分を守るための大切な機能だったはずです。決して嫌がらないでください。ひとりひとりに合ったカウンセリングでの治療をすることによって、過去の痛みから解放されて、自分の感情が感じられるようになり、摂食障害を上手に手放すことができます。
また、親しい方が摂食障害の場合、あなたの対応の仕方で摂食障害から回復することができます。

摂食障害の特徴

体重や体形が気になります。痩せていないと人から好かれないと思っていることが多いです。他人からの評価がとても気になります。他人から嫌われたくないために、自分を表すことに恐怖さえ抱くこともあります。無意識にガマンし、他人に合わせることでその恐怖から逃れようとします。

拒食症の特徴

多くは10代の半ばに多くみられます。思春期痩せ症という言葉で表されています。
20〜30代も増えてきていますし、男性がかかることも増えてきています。
食べ物を食べない日が何日も続いたり、食べても太りそうな食品(油、肉、魚、炭水化物などの主食)は食べずに海藻類やこんにゃく、野菜、豆腐、ダイエット食品だけということもあります。
またダイエット薬を大量に摂取する場合もあります。
食べ物を細かく刻んで食べたり、食事に何時間もかかったり、食べる順番が決まっていたりと強迫的になることもあります。
とても痩せているにも関わらず、体重が増えることを恐れています。
食べていないのに、とても活動的に動き回り、時々倒れたりします。
拒食症がかなり進むと、カリウムが不足して体がむくみます。こうなると、カリウム不足の心臓発作で死に至ることがあります。

過食症・過食嘔吐の特徴

拒食症を経て、その反動で過食症や過食嘔吐になることも多くみられます。
食べ始めると止まらない感覚に陥ります。食べても食べても満たされず、満足感や満腹感が感じられません。
食べてしまったことに罪悪感を抱き、落ち込みます。これが次の過食の原因になるのです。
食べたことで太るのが不安になり、指などを口に入れて自己誘発嘔吐や下剤や浣腸や利尿剤、ダイエット薬などを飲んだり、過剰に運動をして太らないようにします。
嫌なことがあると、過食や過食嘔吐を気晴らしにする場合もあります。

DSM-IVの診断基準によると、摂食障害(Eating Disorder)は、神経性無食欲症(拒食症:Anorexia Nervosa)と神経性大食症(過食症:Bulimia Nervosa)と特定不能の摂食障害(Eating Disorder Not Otherwise Sprcified)の3つがあります。

神経性無食欲症(拒食症)

  • 標準体重の85%以上の体重になることの拒否。または成長期間中に一般的な体重増加がなく、標準体重の85%以下になること。(標準体重=身長(m)2×22、身長160cmの標準体重は56.32kg、85%は47.87kg)
  • 体重が不足している場合でも、体重が増えることや肥満に対する恐怖。
  • 自分の体重や体形の感じ方の障害。自分の評価が体重や体形に影響していると感じる。体重が不足していても、自分が痩せている認識がない。
  • 初潮後の女性の場合、無月経(ホルモン剤投与後に月経が起きている場合も無月経とみなされる)

食べ物を制限したり過剰な運動をするタイプと、たまに過食嘔吐や下剤や利尿剤や浣腸の乱用などをするタイプがあります。体重が標準体重の85%以下ではなくても、他の項目を満たしていれば拒食症です。(やせの原因といして考えられる器質製疾患がない。)

神経性大食症(過食症・過食嘔吐)

  • むちゃ食い(過食)の繰り返し。時間に関係なく、明らかに多い食べ物を過食すること。また、食べることを止められないという感覚。
  • 体重の増加を防ぐために、自己誘発嘔吐、下剤、利尿剤、浣腸などの薬品の使用、または絶食、または過剰な運動をする。
  • 以上のような状況が少なくとも週2回3ヶ月続いている。
  • 自分の評価が体重や体形の影響を過剰に受けている。

特定不能の摂食障害

神経性無食欲症(拒食症)と神経性大食賞(過食症)の基準は満たさない摂食障害のこと。

  • 女性の場合、月経は定期的にあること以外は神経性無食欲症(拒食症)の項目を満たしている。
  • 体重が正常な範囲であること以外は神経性無食欲症(拒食症)の項目を満たしている。
  • 自己誘発嘔吐や薬品を使った代償行為の頻度が週2回未満、または3ヶ月未満であること以外は神経性大食賞(過食症)の項目を満たしている。
  • 過食をしないが、食事の後に自己誘発嘔吐や薬品を使った代償行為をする。
  • 食事を噛んで吐き出すことを繰り返すが、飲み込まない。
  • 過食を繰り返すが、自己誘発嘔吐や薬品を使った代償行為をしない。

ナチュラルリソースは、摂食障害の治療・相談・カウンセリングを得意としています。
摂食障害本人の治療はもちろん、両親、パートナーの方の相談もお受けいたします。
また、専門医療との連携も行っておりますので安心してご相談ください。

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投稿日:2020-06-16 更新日:

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