境界性パーソナリティ障害による本来持っている力の低下
境界性パーソナリティ障害では、本来持っている力の低下が起こることもあります。精神的不安から自分が本来持っている能力を発揮することができなくなってしまうのです。実際には他人よりも高度で優れた能力を持っていたとしても、それを正確に認識することができず、本来持っている力の低下が起こるのです。
本来持っている力の低下は対人障害が関係していることもあります。例えば他人による自分の評価が悪い場合、それをそのまま自分の評価と受け取ってしまいひどく傷ついてしまうのです。結果的にその評価以上の働きをすることができないと察してしまい、本来の能力を出そうとする行動すらしなくなってしまいます。状況が悪化すれば、感情はますます不安定になり、衝動的な行動を起こすこともあります。
もし周囲が気づいた場合は、早めに対処し境界性パーソナリティ障害を克服することが大事です。そのままにしておくと自分に対する評価をかえることができず、何をやっても認められないと認識してしまいがちです。境界性パーソナリティ障害により対人恐怖や過敏性がみられる場合は社会的機能の低下も見られ、他社との交流を避け家に引きこもってしまうこともあります。特に近年は優れた能力や学力を持ちながらも周囲になじめず、精神的に追い込まれ仕事が続けられなくなるなどのケースも目立ちます。
境界性パーソナリティについて
境界性パーソナリティの特徴や自覚症状、原因、治療方法や回復までの経緯についてご説明します。
境界性パーソナリティの症状
対応・接し方
境界性パーソナリティ障害のチェックテスト
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