境界性パーソナリティ障害と恋人(彼女・彼氏)
境界性パーソナリティ障害では、彼女、恋人への対応も厳しいものとなります。対人障害が起きている場合は身近な人に対して、何らかの行動を起こすことも多いのです。彼女、恋人への対応として考えられるものとして、執拗なまでの愛情の要求などがあります。これは子供のころ親からの愛情が満足に得られなかった場合などに起こりやすく、恋人に認められたいと強く感じることで、強引とも言えるような行動をとるのです。
境界性パーソナリティ障害であることをお互いが理解していなければ、恋人はその態度に対応しきれずに互いの関係が解消されてしまいます。また、解消されたからといって終わりではなく、大事な人に裏切られたという気持ちが強まることで境界性パーソナリティ障害も悪化し、長く悩まされることになりかねません。
大事な恋人を失わないようにするためには、早い段階で自身の状況に気づき、治療をはじめることです。カウンセリングによる治療を行う場合でも、彼女、恋人への対応がどのようなものかを確認しながら、原因を探っていくことになるでしょう。本人ではなく恋人が症状に気づいた場合は、周囲の理解や協力を得ながら治療を目指していくこともできます。本人が見捨てられたという感情を持たないようにするためにも、周囲が積極的に治療の手助けをしてあげることが大切です。
境界性パーソナリティについて
境界性パーソナリティの特徴や自覚症状、原因、治療方法や回復までの経緯についてご説明します。
境界性パーソナリティの症状
対応・接し方
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